無印良品ソーラーランタンの改造(小ネタ)
さて、先週末は好天なれど出撃できずでブログネタがアリマセン ^^;;;
そこで久々に電子工作系ネタをば。(以下は電子部品を見ると血が騒ぐ特異体質な方だけお読み下さい ^^; )
今回まな板に載るのは 5年ぐらい前に買った無印良品のソーラーランタン(販売終了品。詳細は
コチラ)。
当初はキャンプにも使っておりましたが、今では災害時用として常に窓辺でトリクル充電状態。
さすがに 5年も経って電池がヘタってしまったので、いろいろと改造できないかと開腹してみた、というのが今回のネタでアリマス ^^;;;
ま、このランタンを持っているヒトにしか役に立たない情報ですが、自分のための覚書として残しておきマス ^^;
コイツを開腹する手順は以下の通り。
・底面のゴムストッパーを剥がして出てきたネジを外す
・側面の嵌め込み(左右合計 6箇所)+(上面 2箇所)を外す
ありがちな内部嵌め込み ^^; お約束どおりこの嵌め込み部分はほとんど割ってしまいマシタ ^^;;;
ま、こういうのは一度開腹してみないと判らないので仕方ないデスネ・・・
内部の様子(発光面側) で、開腹してみると、外観から予想した通り筐体内は空きスペース十分。
電池はコネクタ接続ではなくハンダ付け接続ですな。
LED ドライブ回路 これはごく一般的なチョッパ型のコンバーター回路ですな・・・
充電、外部給電部回路 IC の型番が消されているので回路詳細は不明ながら、機能のワリに回路規模がデカい。
なんだか無下にフル改造するのもモッタイナイ気がしてきた・・・ ^^;;;
コスト重視の安っぽい回路だったら躊躇なく改造するんですけどネw
インジケーター部基板 スイッチ・コネクタ・インジケータ類はフレキシブルケーブル接続の別基盤になっていて流用は極めて容易。
総じてリチュウムイオン電池+ PIC 制御によるフル改造は極めて容易であることが確認できマシタ ^^
しかしまぁ、フル改造するにはそれなりの手間もかかるので、今回はお手軽な電池容量アップでお茶を濁すことに ^^;
最終形 何ケ所か筐体内の出っ張りを削る必要があったものの、最終的には写真のように空きスペースに単三ニッケル水素電池 (1900mAh) を押し込んで改造終了。
この改造により計算上の点灯時間は
・4時間 ⇒ 10時間?(実測放電停止電圧は約3.2V)
・Low 30時間 ⇒ 75時間?
となりますが、充電電流(USB 充電時最大 240mA)はそのままなので、
・USB 5時間 ⇒ 18時間(実測値:充電停止電圧 4.27V、積算充電量 5V 1666mAh)
・ソーラー 12時間 ⇒ 30時間?
とだいぶ伸びマシタ ^^;
ともあれ、コイツはこれからも緊急時用として窓際トリクル充電で常時スタンバイ状態にしておきましょう ^^;;;
備えあれば嬉しいな ^^;
おまけ:
東日本大震災時、ウチ(南茨城)は幸いにも停電無しで済みましたが、放射性セシウムがソコソコ降った(超怒)せいでスーパーからミネラルウォーターが消えるという想定外の展開に・・・orz
「日常」がいかに脆いものか、機会あるごとに再確認して備えていかないとね ^^;
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