GRANADA in the Field with Corgi

「焚き火ピッツァ焼き」をさらに改良・発展させたキャンプ
　さて新年一発目も安定のホームへ出撃 ^^;

　今回のテーマは「焚き火ピッツァ焼きの改良」。以前から暖めていたアイデアを検証するべく満を持しての出撃でアリマス ^^;

　結果的に今回の検証でより自由度を高めることに成功したので乞うご期待 ^^

（以下長文ご注意）

1/5 （金） くもり

　今日は前泊客がいるためアーリー IN できず。よって 8時半に出発し、11時過ぎ鹿沼到着。

　みんみんで昼食をとって 12時過ぎに IN。

今回のサイト構成
新規投入ギアその１
　今回の宿泊幕は安定のピルツ15、そして風除け＆霜除け＆焚き火スペースとしてチーズタープミニを三角張りで投入、その効果の程は如何に（後述）。


　さて、14時過ぎには設営を完了したものの、今日は曇って陽が出ない上に気温も 5℃程度とかなり寒い。そこで・・・

幕内でまったりの図 ^^;
　フジカちゃんとセラミックファンヒーターで暖まった幕内に昼真から篭って過ごしマス ^^;;;

　十分体が温まったところで散歩に繰り出せば・・・

いつ来てもいらっしゃる B氏
　B氏（ソロ）を発見（汗）

　朝霧での年越しキャンプから間髪入れずの御出撃、今年もビョーキぶりは相変らずのようデス ^^;;;

1ヶ月ぶりの再会 ^^;
　そして前回出撃の際にお隣だったご夫婦とも再会。今年もココでたくさんの再会がありそうデス ^^


　さて、散歩が済んだところで早速コチラで紹介しているメッシュ焚き火台を使ったピッツァ焼きの改良・発展に取り掛かりマス。

「焚き火ピッツァ焼き」基本型
　この焼き方は非常にお手軽かつ綺麗にピッツァが焼けるのですが、問題点がゼロではアリマセン。

　具体的には、

(1) 焚き火台が限定される
(2) ピッツァ中央と周辺で焼きムラができがち（メッシュ中央が盛り下がっているため）
(3) 具材があまり多く盛れない（これもメッシュ中央が盛り下がっているため）
(4) フライパンのサイズが限られる（直径 20cm 前後限定）
(5) 短時間で大量に焼けない（スループット改善の余地あり）

といったところが挙げられマス。

　さて、これらをどう解決していくか。

　まずは前哨戦、(1) ～ (3) を改良するべく出撃前に予備検討していたのがコチラ。

予備検討案　「メッシュを使うと焚き火を上火に使える」という点が焚き火ピッツァ焼きの本質なので、アマゾンで購入できる交換用メッシュ（1000円ぐらい）を使い、上側でメッシュ焚き火をし、下側にフライパンを置ける台を設置する、というコンセプト。

　これなら焚き火台の制約が無くなり、手持ちのギアを活用できて自由度がぐっと高まりマス ^^

　またメッシュが全面フラットになるのでピッツァ中央と周辺で焼き進み具合も同程度になると期待されマス ^^

検証メニュー
　で、この構成で焼き具合を試すのは、当ブログをご覧いただいている台湾キャンパー cbom さん直伝のツマミ、「ドリトスのチーズ＆サルサ焼き」。

　ドリトス・チーズ味が手に入らなかったのでトルティージャチップスを使い、チーズ、ピッツァソース、チリソースで作りマス ^^

Let's IN !!!
もちろん成功 ^^
　火力十分、あっという間にチーズが溶けて適度な焼き色も付き大成功、上記 (1) ～ (3) は一気に解決デス ^^v

　ただこれはあくまで前哨戦、この状態ではまだ五徳が邪魔をして (4) のフライパンサイズ制限が残っておりますが、ここまできたら次はどう改良するかはもうお判りデスヨネ ^^;

　あ、でも答えは翌日まで持ち越しで（殴）

夕食
　その後は暖かいおでん（お一人様用の既製品）で夕食を済ませ、焚き火タイムに突入。

本日の焚き火犬 ^^
　気温は 18時で 2℃ほど。強烈な冷え込みではないものの、正月中ずっと暖かい家にいたせいか冷気がかなりこたえマス（爆）　ってか、歳のせいで最近段々と冷気耐性が下がっているような気が ^^;;;;

　そんなわけで 21時まで焚き火を楽しんだら早々に幕内へ撤収。

　セラミックヒーターとフジカちゃんで冷えた体を温めた後、電気毛布に包まれてヌクヌクで 21時半就寝となりマシタ・・・・　ｵﾔｽﾐﾅｻｲ

　ちなみに三角張りしたタープは、焚き火スペースとしては結構煙が篭ってしまってイマイチな印象。せっかくタープ近くで焚き火ができるようポリコットンにしたのに、ちと宝の持ち腐れ感が（爆）



1/6 （土） 快晴

　6時半起床、最低気温 -6.6℃、幕内最低温度 2.3℃。

うー、さぶっ ^^;;;
でもこの澄んだ空気感はタマリマセン ^^;
本日の朝焚き火犬
　日の出（ 7時 4分）を眺めつつ、しばし朝焚き火を楽しみ・・・

朝食
　おでんのつゆの残りに焼き餅を入れたシンプルな雑煮を朝食にしたところ・・・

B氏からの差し入れ ^^
　なんと B氏からも雑煮の差し入れが ^^　B氏とは出撃先もメニューも本当によくカブりマス ^^;;;

　こちらの雑煮は鶏肉、野菜、三つ葉まで入った本格派、あまりの差にまさに完敗でアリマス ^^;;;　あ、もちろん大変おいしくいただきマシタ、感謝感謝 ^^

　さて、今日は快晴、8時半頃からだいぶ陽射しが強くなってきて、陽にあたればポカポカに ^^

ノンビリ・・・
　コーヒーを飲みながらまったりしていると隣のサイトにどんぐりりん家が IN @o@、もちろんこれはまったくの偶然ですが、今回もやっぱり再会ラッシュの模様 ^^;;;

　ただどんぐり家はウチのブログの出撃告知（PC 版だと左フレーム上に出る）を見てワタシがココに来るのはご存知だったようで・・・

野生一多摩店シェラに
お菓子まで
　有り難くもおみやげをいただいてしまいマシタ @o@　感謝感謝 ^^　いやぁ、出撃告知はしてみるもんですネ（殴殴殴）

　さて、どんぐり家の設営を横目に眺めながら今日もピッツァ焼きの改良・発展案の検証をば。ここからがいよいよ本番でアリマス ^^

　今日の課題は (4) フライパンサイズ制限の撤廃と (5) スループットの向上。

　まず (4) 改善のために投入したのが・・・・

新規投入ギアその２
　もうね、この検証のためだけに焚き火ハンガー（とロストル）を買いましたよ（爆）

ロストルを使った「汎用型」
　これならフライパンサイズ制限は無くなり、しかも上火とフライパンの間隔も調整容易、まさに願ったり叶ったり ^^

　では、これで実際にピッツァを焼いてみましょう ^^

今回のピッツァ
　具材はオイルサーディン、チーズ、プチトマト、ニンニク、マッシュルーム。

　自宅から冷凍生地を持ってくるのを忘れた（爆死）ので、市販のクリスピータイプ生地を使用してオリマス orz　ちなみに焚き火ハンガーのメインポールも持ってくるのを忘れ（再爆死）、急遽どんぐりさんからお借りシマシタ ^^;;;;

Let's IN !!!
上面加熱中・・・
焼き色完璧 ^^v
いっただっきまーす ^^
　最後に軽く茹でたプチヴェイルを彩りに載せて完成。

　どんぐり家からの差し入れ（焼きうどん）＆ビールと一緒に大変美味しくいただきマシタ ^^

　ちなみにロストルを使うこの方法、問題点があるとすればロストルの耐熱塗料がダメになってしまうことデスネ ^^;;;

　ともあれ、これで問題点 (1) ～ (4) はクリア、残すは (5) のスループット向上でアリマス。

　実は未改良のメッシュ焚き火台焼きでもピザオーブン焼きよりスループットは良いのですが、実際問題ファミやグルでは短時間に複数枚焼きたい、という事態は容易に想定されマス。

　そこで考えられる究極形は・・・

究極形（未検証）
　メッシュ焚き火台と焚き火ハンガーを両方使い、三段方式にしたもの。

　焼き方は「ベルトコンベア方式」とし、

・下段で上面焼き
・ある程度焼けたら中段で上下両面焼き
・最後に上段で下面を仕上げ焼き

と下から上へ順繰りに焼き位置をズラしていけば理屈上は最大同時に三枚焼けるハズ ^^;;;

　ただし焼け具合の検証はできていませんので、どなたか検証してみて下さい（殴）　上火と下火のバランスが案外難しそうな気がシマス ^^;;;


　ともあれ、焚き火ピッツァ焼きの改良・発展は成功裡に終了。問題点を全て解決して満足のいく検証作業となりマシタ ^^


　ちなみにこんな作業をしている間にも・・・

いちごさん登場 ^^
W家＆U家登場 ^^
　続々と再会が続きマシタ ^^

　ちなみに W家は自作ギアの宝庫、今回超大物が完成したとのことで拝見すると・・・

@O@
　ミシン男子のご主人がテンティピ用前室を作成。生地はポリコットン、フレームには加工性が良くて軽い竹材を使用とのこと。

　いやはや、もう完全リスペクトでアリマス ^^;;;


　ともあれ、ピッツァ焼きの検証終了後は「はな」とまったりと過ごしマス・・・

昼寝をしたり・・・
おやつをせがんだり・・・
「お手」をするのは「おやつちょーだい」のアピールなんデス ^^;;;
　今日は晴れて暖かかったものの、14時頃から陽射しが弱くなりだし・・・

15:34 に日の入り ^^;;;
　太陽が山陰に入ると体感温度は一気に急降下、しばし幕内へ退却して体を温めマス ^^;

夕食作り開始 ^^;
　さて、今日の夕食はナンとレトルトカレー。今回は市販のナンミックスをポリ袋でコネて焼いてミマス ^^

あまり膨らまなかった・・・ orz
　最も手軽なメッシュ焚き火台を使った「基本形」でナンを焼いてみましたがあまり膨らまず。

　ただ焼き色はちゃんと付いているので焼き方の問題ではなく生地のコネが足りなかった模様（爆）　なにせモノグサなんで生地が十分滑らかになる前に焼いちゃったんデス（自爆）

夕食
　ま、若干仕上がりに問題はあったものの、レトルトのサグダールカレーと一緒においしくいただきマシタ ^^

夕景・・・
　食後は防寒体勢を整えて焚き火タイム。チーズタープミニは焚き火場所が限定されてしまうのと、明日レイトアウトできないことを鑑みて撤収してしまいマシタ ^^;;;

本日の焚き火犬 （寝てるし ^^;;;）
冷えますな・・・
　気温は 18時半でちょうど 0℃。ちと寒いなぁ、と思っていたところにタイミング良く・・・

アンチョビ大根の差し入れ ^^
　W家から暖かいアンチョビ大根の差し入れがっ！（嬉）

さらに生姜鍋の差し入れが ^^
　さらにどんぐり家からも体が温まる生姜鍋の差し入れがっ！（再嬉）

　まことにもって感謝感謝でアリマス ^^

　さて、今日は 20時過ぎで -2℃ほど。昨晩でソコソコ寒さに慣れたとはいえやっぱり寒く（爆）、22時には幕内へ引き揚げマシタ。

　結局 22時半就寝。オヤスミナサイ・・・



1/7 （日） 快晴

　6時半起床、最低気温 -6.2℃、幕内最低温度 1.1℃。

モルゲンロート男体山 ^^
　「はな」と散歩に繰り出せば赤く色付いた男体山がお出迎えしてくれマシタ ^^

　さて今日は次の客がいるためレイトアウトができマセン。よって朝焚き火は無し、さっさと朝食（カップラーメン、写真省略）を済ませて撤収開始まで幕内で暖まりマス ^^;

撤収開始前のひとコマ
　「はな」を膝に乗っけてコギ暖房（爆）を楽しみ、7時過ぎに日の出を迎えマシタ。

　この時期は日が出てもなかなか霜が融けず。しかし一人だと撤収に 3時間はかかるため、霜がまだ融けきらない 8時から全力撤収開始でアリマス ^^;

サーキュレーターも投入 ^^;
　撤収で一番時間がかかるのが幕の乾燥。

　結露水が溜まっていたスカート部分をめくって乾燥を促しますが、陽が当たらないところは放っておいても乾かないのでキッチンペーパーで結露水をあらかた拭き取り、サーキュレーターで風を当てて強制乾燥をば ^^;

　おかげで何とか乾燥が間に合って 11時前に荷積みを完了 ^^

どんぐり家、W家、U家に別れを告げ・・・
いちご家に別れを告げ・・・
　キャンプ場を後にして、みんみんで餃子を食べて 14時半に帰宅。

　2018年キャンプ初めは無事終了でアリマス ^^



総括：

　というわけで、焚き火ピッツァ焼きの改良は無事成功、新年一発目から充実したキャンプとなりマシタ ^^

　ま、普及率の高い焚き火ハンガーのロストルを使えることが実証できたので、「焚き火ピッツァ焼き」の汎用性はかなり高まったと言えましょう ^^

　一方、この検証に時間を取られてしまい、投入予定だった新規ギアのいくつかが今回実戦投入できず（爆）

　やっぱワタシは長期泊をしないとやりたいことの半分もできないようデス ^^;;;


　ま、それはさておき、今回も多くの方々に「はな」を可愛がって貰いマシタ ^^

　重ねて御礼申し上げるとともに、今年も宜しくお願いシマス ^^


　なお、今回差し入れを下さった皆様にはお返しができず申し訳ございませんでした。何せソロ想定の食材しか準備していなかったので（汗）

　いずれ再会した際に「怪しげな料理」（こら）を差し入れさせていただきたいと思いマス ^^;


2018年　1出撃、2泊
全通算　119出撃、266泊（うちバンガロー 6泊）
カンパーニャ嬬恋　2018年 0泊、全通算 133泊
鹿沼出会いの森　2018年 2泊、全通算 57泊