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2013年03月10日

コールマン 国内未発売キャンドルランタンの改良

 今日の関東の天気は最悪であった。

 花粉が大量飛散し、しかも強風で土埃が舞い上がって辺り一面まっ黄色。やはり出撃は取り止めて正解だったようだ。

 まぁ、それはさておき。

 出撃しない時でもキャンプのことがアタマから離れないのがキャンパーの悲しい性 ^^;

 今回は先日入手した国内未発売のコールマンのキャンドルランタンの話。


これが問題のキャンドルランタン



 こいつを先日のキャンプで実戦投入してみたところ、点火直後は綺麗に燃えるが、1時間もすると火がもの凄く小さくなって役に立たなくなることが発覚。

 さて、どうしたものか。

 で、ランタンをよーく観察しているうちにハタと気が付いた。

 このランタンはキャンドルホルダーとケースの間が完璧に密着しており、ホヤの上部以外、完全に密閉された状態になってしまっているのだ。

 小学校の理科の実験を思い出せば判るとおり、ビーカーの中に火の点いたロウソクを入れて放っておけばそのうち火が消えてしまう。空気より重い二酸化炭素が徐々に溜まり、炎への酸素供給が遮断されてしまうからだ。

 したがってオイルランプでもキャンドルホルダーでも普通は炎の位置より下に開口部が設けられている。

 例えば UCO のキャンドルランタンの場合、ケースとキャンドルホルダーの間に隙間が十分に開いており、しかもケース背面にロウソクの残り具合を見るための穴が空いている。よってここから二酸化炭素が抜けて燃焼が維持されるわけである。

 ところが、このランタンは下部が完璧に密閉されているうえに炎の位置から上部開口部まで距離がある。屋外使用なら風によって多少上部からの空気の入れ替えが起こるかもしれないが、基本的にこれじゃぁダメだ。

 で。

 もし給排気不足が不具合の原因であれば解決方法は簡単である。

ドリルで3ケ所、4mm径の穴を空けてみた

コールマン 国内未発売キャンドルランタンの改良



 早速フィールドで検証したところ見事に問題解決。多少、風の影響を受けるようになったが、使い物にならないよりはマシだろう ^^; (その後の検証で穴は1つだけでも十分機能することを確認)

 このキャンドルランタン、恐らく防風のためにこういう設計にしたのだろうが、基本的に小学生レベル以下の設計ミスとしか思えない。天下のコールマンの製品がこれではねぇ・・・・ orz

(ところで日本で発売されているティーキャンドルを使うノーススターミニチュアキャンドルはどうなんだろうか。メーカーページを見る限り同じ構造のように思われるが・・・。 炎の位置が上部開口部に近いので問題無いのかな?)






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