GRANADA in the Field with Corgi

　先日の出撃で計らずもワンコの大敵、メマトイ（眼纏い）の存在とその危険性について知ってしまったワタクシ ^^;;;;;

　おさらいとして書いておくと、メマトイというのは30種類ぐらいのショウジョウバエの仲間で構成される総称で、涙（の中の蛋白質）を狙って眼の前を飛び交う面倒なヤツら。

　夏キャンパーなら、払っても払っても眼の前を飛び回るこいつらに一度は遭遇したことがあるハズ ^^;

　まぁ、眼前を飛び回るだけならまだしも、こいつらが厄介なのは「東洋眼虫」という寄生虫の中間宿主であること。　「東洋眼虫」でググってみるとそのおぞましさがワカリマス ^^;;;;;　ただしグロ画像要注意 ^^;

　そしてワンコやネコは眼にとまられてこの寄生虫をもらってしまう可能性があるというオドロキの事実 @o@

　しかも以前は西日本、特に九州での症例が多かったが最近は東日本にも広がっているとか・・・ orz

　もちろん、メマトイ全個体が寄生虫を持っているわけではないものの、用心するに越したことはアリマセン。

　パワー森林香による化学的防御に加え、物理的防御の切り札として購入したのがコチラ。

ワンコ用サングラス

ちょいワルコギ誕生 ^^;
　これで防眼は万全 ^^;

　まぁ、「はな」は若干戸惑っているようではありますが、とにかく慣れてもらわねばナリマセン ^^;　四六時中装着するわけではないので許してくり ^^;

　ちなみに M サイズではちょっと大きかったのでこいつは「だいすけ」用にして、S サイズを追加で買おうっと ^^;

　ちなみに、東洋眼虫は人間にも寄生可能。メマトイが眼に入ってしまったらすぐに洗眼しましょう ^^;;;;


おまけ：

(1) 中間宿主特異性はあるのか？

　「東洋眼虫はメマトイのうちマダラメマトイが媒介する」とあたかも中間宿主に特異性があるような記事も散見されるが、中間宿主特異性に関する裏付け情報は確認できず。

　基本的にすべてのメマトイに媒介可能性あり、と思っておいた方が無難 ^^;


(2) フィラリア薬で予防できるか

　ワンコ用フィラリア薬の主成分（モキシデクチン、イベルメクチン、ピランテル）の標的分子は線虫のイオンチャンネル。東洋眼虫も線虫なので、確かに成分自体は東洋眼虫にも効果が期待できる。

　しかしこれをもってフィラリア薬が東洋眼中に有効と考えるのは早計。

　ワンコ用のフィラリア薬は血中に留まり、血液中にいる犬糸状虫の幼虫（ミクロフィラリア）体内に取り込まれることで薬効を発揮する。よって血液と非接触の東洋眼虫には予防効果を期待できないと考えるべきだろう。


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