2013年11月19日
不都合な真実 その2

図中、明るめの色ほど放射線量が高い部分を示している。一目瞭然で矢板以北の放射線量が高めであることがわかるだろう。
前回の調査と同様、こんなチャチなガイガーカウンターで当たり前のように放射線が検出できる現実に、ある意味呆然・・・
一方、那須町が測定・作成した放射線量マップを見てみると、イベントたっぷりなあの人気のキャンプ場が町内で放射線量がやや高いところにあることがわかる。

いずれにしろ、あの時降った放射性物質はすぐに無くなるわけもなく、依然としてそこにある。政治家が何を言おうが、マスコミが取り上げなくなって国民が忘れてしまおうが、そこに行けば数十年間はチャチなガイガーカウンターでも放射線が簡単に検出できるのが現実なのだ。
もちろん、この現実を知った上でそこに行くのは個人の自由である。
ただ・・・・
少なくとも自然界に存在しないはずの放射線が飛び交う広大な地域があること自体が異常・・・というより、そもそもあってはならないことは反論の余地は無かろう。
例え百万分の一の確率であろうが、いざとなったらとてつもない影響が出る原発をこの国はこのまま持ちつづけるべきなのだろうか。
福島、栃木北部、群馬北部、茨城南部(ワタシの自宅)には放射性物質が降った。それはたまたま気象条件が整ったからで、あなたの頭上に降らなかったのは単なる偶然に過ぎない。
このまま原発を動かす限り、次回あなたの頭上に放射性物質が降らない保証など無いのです。

Posted by GRANADA at 20:23
│放射線測定・原発関連