GRANADA in the Field with Corgi

（以下は電子部品を見るとムラムラする特異体質な方だけお読み下さい ^^; ）

今回改造する 300W セラミックヒーター
　さてさて、ケシュアの幕内暖房用に昨年購入したこの 300W セラミックヒーター。

　転倒防止機能を解除する改造手術を施した後、実戦投入したわけですが、いざ使ってみると、

・ 5時間で自動的に電源が OFF になる

という仕様が発覚 ^^;

　幸いこれは電源リセット機能を持つ自作コンセントボックスで回避できたのですが・・・

・電源 ON 後、手動でスイッチ操作を行わないと温風運転がスタートしない

という罠により結局その夜は連続暖房することができませんデシタ・・・orz

　これでは買った意味がないので何とかしたいところデス・・・

　ではこの問題をどうやって解決したのか。

　実は以前、同じく手動でスイッチ操作しないとスタートしないプラズマクラスターイオン発生装置を自動スタート改造したことがアリマス ^^;

　⇒ プラズマクラスター自動 ON 改造

　この時はワンチップマイコンでスイッチの動作（電圧の変化）を再現して自動スタートできるようにシマシタ。


　ただ今回のセラミックヒーターのスイッチは・・・

ちょっと難敵 ^^;
　電圧の変化を読み取るタクトスイッチではなく静電容量の変化を読み取るタッチセンサー、これをどう攻略するかがカギになりマス。


　で、結論から言うとやはり今回もワンチップマイコン（PIC12F629）を使い、タッチセンサーの静電容量を変化させることで自動スタートを可能にシマシタ。

　まぁ要するにタッチセンサーに触れたのと同じ状態を無理やり再現したワケですネ ^^;


　具体的には、タッチセンサーと GND 間にコンデンサを繋いで PIC でスイッチングするだけですが、念のため PIC のポートとタッチセンサーが電気的にアイソレートするようフォトカプラを介した点が今回のヒネリドコロですかね ^^;

動作検証中・・・
今回製作した回路
最終実装の様子
　この改造により、電源 ON から 2秒後に暖房が自動スタート ^^v

　自作コンセントボックスと併用することで、めでたく連続暖房が可能になりマシタ ＼(^o^)／

　これで準備万端、12月から 3月は電源サイト利用なので今から楽しみデス ^^

（本改造の技術詳細はいずれコチラに公開予定）



おまけ：

　このセラミックファンヒーター、今年も南米密林で 2,000円台中盤で販売されてますネ ^^

　コンパクトさは魅力ですが、1,000円ほど足せば定番の山善 600W ヒーターが買えるので、普通はソッチの方がお薦め ^^;

　（山善ヒーターは電源 ON で即温風スタート。自動停止もしないので夜通し暖房向きデス ^^ ）